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バイク(二輪)の交通事故

バイク事故の特徴

バイクは、自動車と比べて身体が多く露出していることから、交通事故の際に、重篤な症状になりやすいという特徴があります。

特に、脳や脊髄にダメージを受けるケースが多く、後遺障害が残ってしまう事故も数多く見られます。

バイク事故により発生する怪我

これまで、当事務所にご相談いただいたバイク事故の案件においては、手や足の負傷(骨折・捻挫等)のほか、脳や脊髄といった神経系の症状が生じることが多く見られました。

このような症状が発生した場合、その後の治療過程にもよりますが、回復が遅れたり、場合によっては後遺障害が残ったりしてしまいます。

仮に後遺障害が残ってしまった場合、その後の賠償の場面においては、後遺障害の認定を適切に受けることが重要になってきます。

バイク事故の後遺障害認定

バイク事故に限った話ではありませんが、後遺障害の認定に際しては、医師が作成する後遺障害診断書を適切に作成してもらうことが、ひとつの大きなポイントとなります。

とりわけ、高次脳機能障害や神経系の後遺障害においては、症状が客観的に表しにくいことも多く、そのような場合には、当事者自身から、医師に適切な説明を行い、診断書に反映してもらう必要があります。
また、後遺障害認定においては、画像所見も重要です。

後から症状が出てきたときに、事故直後の画像が必要になることも多いため、医師に画像を撮影するかどうか聞かれた際には、なるべく撮影してもらった方がよいでしょう。

バイク事故の賠償過程

基本的な流れとしては、事故後に治療を継続していただき、症状が固定したところで後遺障害の認定を受け、示談の過程に入る、と進んでいきます。

前述のとおり、バイクの事故では、後遺障害の認定が大きなポイントになることが多いです。

いわゆる自賠責保険への被害者請求を行うべきかどうかはケースバイケースですが、被害者請求を行う際には、必要な資料をそろえ、自賠責の保険会社(任意保険の保険会社と異なる場合があります)に対して関係書類を提出する必要があります。

また、等級認定に異議がある場合は、異議申立ての制度を使うことになります。その場合は、場合によっては別の医師の意見書や、鑑定会社に依頼して鑑定してもらい、その鑑定結果などを利用する必要があるかもしれません。

等級認定後に、具体的な賠償金額を交渉し、示談を締結することになります。

バイク事故についてのまとめ

このように、バイク事故においては、骨折や捻挫のほか、脳や脊髄に損傷を受け、神経系の後遺障害が残る場合が多く見受けられます。

後遺障害認定において不当な認定を受けたまま示談してしまわないよう、必要に応じて専門家と相談しながら手続きを進めることをお勧めします。

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